claspとは
claspは、GASをターミナルから開発・管理するためのオープンソースのツールです。
clasp は GAS の操作をコマンドラインインターフェースで実現するツールです。
clasp は端末上から Google アカウントにログイン、ログアウトを実現し、コードの取得、デプロイが可能です。これによりローカルでの開発が可能となるので、 git でのコード管理や後述するプラグインを用いて VSCode 上で変数やメソッドの補完を容易にし、開発を効率化できます。
claspが使えるための環境を構築する
claspを使うためには、２つのインストールが必要
- Node.jsのインストール
- claspのインストール
Node.jsのインストール
以下のサイトから、Node.jsをインストールします。
Download | Node.js
Node.js® is a JavaScript runtime built on Chrome's V8 JavaScript engine.
nodejs.org
claspのインストール
VSCodeは、「表示」→「ターミナル」または「Ctrl＋｀」でターミナルが開きます。
npm install @google/clasp -g
ログイン・ログアウト
clasp login
GASを作成する
clasp create –title “Clasp Codelab”
以下のような画面が表示された場合は、Google Apps Script APIがオンになっていないのが原因です。
https://script.google.com/home/usersettings にログインして、Google Apps Script APIをオンにして、「clasp create –title “Clasp Codelab”」コマンドを実行
ファイルを作成して、アップロードする
clasp pushブラウザを開いて確認
clasp openVSCodeでシンタックスハイライトを付ける（GASファイルのコードの色付け）
設定から開く
「ファイル」→「ユーザー設定」→「設定」または「Ctrl＋,」で設定を開きます。
右上の方のアイコンをクリックすれば「settings.json」が開きます。
コマンドパレットから開く
「表示」→「コマンドパレット」または「Ctrl+Shift+P」でコマンドパレットを開きます。
settingと入力して「基本設定：設定（JSON）を開く」をクリックします。
settings.jsonにコードを追加します。
{
・・・・
"files.associations": {
"*.gs": "javascript"
}
}
これで、GASファイルのコードの色が変わります。
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